第4話「脅迫」#2

ほんっと、つくづく、『華麗なるペテン師たち』は
あの紅一点女性が×なのよ〜!
ああいうタイプの女性のために書かれた脚本じゃないのにって、毎回、思う。
顔のりんかく細く、お肌きれい、細身、お胸ゆたか、黒髪、シャープな現代的女性。
これが『ザ・ホワイトハウス』の大統領秘書とか、『ER』の薬品会社の営業とか、キャリア・ウーマン役なら、こんなこたぁ言わん。
なにがいけないのか? 今回みて、気づいた。眼つきにスキのなさ、切れ者さが出てしまってる。だから、いくら胸元あいた服着ても、色気ないんだな〜と☆
古典的にまばたき色っぽくキメるなら、もっと愛嬌ないとあかんて!
 
彼女が美しくないとか、演技ができないとか、いうつもりはない。
ただ、作り手が狙ってる古典的路線に、彼女は、合ってない。
こういうのって、努力でおぎなえるもんじゃない。
完全なキャスティング・ミスと思う。見てるのがつらい。
 
チームのその他のメンバーも・・・・
新米で反抗的な、若手の金髪くんは、ユアン・マクレガーのNGみたいな顔で、哀しいほど可愛げ不足。
万能エンジニアの男性は、印象がうすい。
黒人の子は、いちばん印象的だが、それでも強烈な個性にとぼしい。せめて、もうちょっと踊れたらな・・(_ _)〜☆
なによりいちばん問題なのは、チームものに欠かせない、和気アイアイのふんいきに欠けることだ! まだシーズン当初とはいえ、あまり期待できそうもないな。(『ER』は第1回から、すでにチームのふんいき、かなり出来てたもの・・)
 
聞いたところでは、ヴォーンさんはこのドラマで、なにかの助演男優賞をもらったそうだけど。
いまの出番の少なさを思うと、ちょっと信じられない気分。
脚本が気に入って出演する気になったらしいが・・
たしかに、脚本は悪くない。ただ、作り手の狙いと、役者の個性がかみあわず、ギクシャクしてる。
もしかしたら、ヴォーンさんはさいしょ、背後にひかえ、若手に華をそえるだけのつもりで出たのに、みるにみかねて前面に出てきて、その結果の助演男優賞なんじゃないの? ・・とまで、考えた。
 
でも「もう見ない!」というには、ヴォーンさん1人が素敵すぎる!!
ヴォーンさん以外のチーム全員、“全とっかえ”希望〜(T△T)/

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