一夜明けて・・

爆睡して、どうやら睡眠不足も取り返したc=(^.^)
 
トリノFPの大輔くんは、どうやらGPFでの織田くんと、同じカン違いをしたらしい。「ザヤックルール」ってやつだ。
かんたんにいうと「3回転のジャンプを3種類以上、2回ずつ跳んでしまうと、3種めの2回めからノー・カウントになってしまう」と。
あ〜ややこし☆(>_<)
 
具体的にいうと。
1.大輔くんは、さいしょに4回転トゥを着地失敗。
 (これが回転不足で、3回転トゥと認定された・・3トゥ1回め)
2.次に、3アクセル−3トゥのコンボを跳んだ。
 (3アクセル1回め、3トゥ2回め)
3.そのあと、3アクセル、3ルッツを跳んだ。
 (3アクセル2回め、3ルッツ1回め)
4.そのあと、また3ルッツを跳んでしまった。
 (3ルッツ2回め)
 
つまり3回転「アクセル/トゥ/ルッツ」が2回ずつ入ったので、最後の3ルッツがノー・カウントになり、得点が伸びなかったと。
フジの『すぽると』では「滑ってる途中で本人も気づいたらしい」なんて言ってたけど・・ホントかー? 何をいくつ跳んだかなんて、終ってからゆっくり考えないと、見てる最中にはまず判んないと思う。コンボが入ると、よけい判らん(>_<)
まして勝ちたい一心で、夢中で滑ってる選手に、判るか?
 
この場合、さいしょの4回転が回転不足かどうかさえ、本人に判ったろうか。最初の4トゥが認定されてれば、最後のルッツも問題なかったわけでしょ?
こんなことやってたら、よけい4回転に挑戦しづらくならないか?
 
ザヤックルールは、点稼ぎにやたら跳びまくることを防ぐためのものだそうだが、もっと、すっきり判りやすい形にすべき。
ただでさえシークエンスだの要素だのと、規定の多い競技を更にややこしくして、選手の負担も大きかろうし、観客も混乱する。せっかく日本でもメジャー競技になりつつあるのに、マイナス要素では?
 
織田くんのときも、関係者は表彰式が終るまで、気づかなかった。
今回の大輔くんの場合も、この件が報道されはじめたのは、半日たってからだ。(少なくとも朝の時間帯に、こういう報道はなかった)
 
「3回転以上のジャンプは、コンボも含めて、どんな種類でも合計8コまで!」
「3回転ジャンプを全種きれいに決めたら、ドカンとボーナス点あげます。コンボでなら、さらに倍!」
・・みたいなルールにしたほうが判りやすいのにと、シロートのフィギュア好きとしては思うのであった。
 
ところで・・
なんの気なしに途中から見たアイス・ショーに、ヤグディンが出てた。それも、ソルトレイクの伝説的EX『オーバーカム』。
彼はいったいどこで、あのトリノ男子を見、何を思ったろう?
トリノ男子では流すこともなかった涙が、いまごろ出てきた・・(>_<。)
 
ちなみにGAORA・プロフィギュアスケーティング#7「world Team Figure Skating-1」の大トリです。/18(土)夕方6時〜7時に再放送あり。録画しよっと。
しかし、ゲップが出るほどトリノ男子見た直後だっつーに、懲りねー奴だな>私