トリノ男子・FP雑感

こういう波乱を期待してたんじゃないんだが・・c=(-.-)
けっきょく、プル子たま“1人別次元”のまま終了。
ジャンプのレベルはともかく、演技じたいは、欧州選のほうが感動的だった。
 
問題は、ロシア2番手のイリヤ・クリムキン。
(ヒイキなんだけどね、演技も、名前からしても・・笑)
よりによって彼独自の技、のけぞりイーグルで失敗。ドキッとした。
少し前のロシアなら、代表になれる体調じゃなかったんでは?
 
ヤグディンに続き、渡米しタラソワ・チーム入りしたグリャツェフくん。
世界Jrで優勝したシュービンくん。(この時の2位は、今回の米国代表の1人ライサシェク)
織田くんが優勝した世界Jrで、2位だったドブリンくん。
有望な若手は、それなりに居る。でも、育ってない。
まだ早すぎる・・とはいえまい。ライサシェク、織田くんの成長っぷりを見れば。
 
ロシア勢はいま、まぶしいほどの全盛期を迎えてる。
でも国の体制が変ったいま、若手育成の環境が、整ってるかどうか? 落日の気配をちらっと感じた、まぶしさでもあった。
 
★泣くな、大輔。4回転挑戦は、偉かった!
その心の強さこそ、今季自分のものにした、武器なんだ!
日出ずる国の男子(おのこ)には、未来がある!
バンクーバーでは“殿”織田くんと並んで、表彰台で笑おうぞ!
 
★2位ステフ・ランビエール。4−3−2コンボは、鳥肌モノ。
まだ3アクセルも跳べなかった頃から見てるんで、感無量。
キス&クライではしゃぎすぎて、コーチに叱られてた、あの子が。
スピン・シークエンスになると、別人のように生き生きしてた、あのスピン小僧が。
毎年、3アクセルを覚え、4回転を覚え、着実に1段ずつ階段をのぼってきた。本当にイイ男になったねぇ・・:o(>_<。)
  
★3位バトルくん。SP6位からの大躍進!
4回転はたぶんアカンな、と思いつつ、跳んでた気がする。
着地失敗するや否やパッと起き上がり、すごい角度のイーグル。
中盤の3−3−2コンボ、お見事でした!
D・ウィルソン振付の幻の名作『サムソンとデリラ』見られて満足。
いいプログラムだ♪ 今季FP『グールド』も好きだったけどね。
 
結局、GPFのスピン対決の再現か・・。
勝因は、中盤以降のコンボ。これを出来るスタミナがあること。
そして、失敗を引きずらないこと。2人ともスピンに自信あるから、立ち直れた。
 
★FPが良かったのは、イーヴ・ライサシェク、バン・デル=ペレン。TV前でスタオベ。あ〜SPがもっと良かったらなあ!
★ジョニ子ちゃん、ジャンプの順を変えたため、途中で次の動きに迷ってる気配あり。前季のFPだったから、少々パニクってた? 今季スケカナでケガして、GPFも欠席で、新FPは滑りこめなかったか・・。4回転、ダメモトで挑戦してほしかった。
ジュベールくん。ステップは良かった。しかし肝心のジャンプが・・「今季中にプルシェンコに勝つ」・・ビッグ・マウスはあとが大変ね。
 
総括:
あ〜疲れた〜〜(_ _)〜☆ 
アイスダンスのコンパルソリーはやめとこ・・女子にそなえて、しばらく充電。