ジャパン・オープンは好きじゃない。

★男子
ジュベールくん4回転トゥを決めるも、後半は乱れる。
バトルくんも着地でお手つき。『アララトの聖母』は衣装&音楽は最高なのに、振付がやや単調な印象。
“信成殿”は、冒頭の3連続3回転あざやか、お見事。気をよくしたか、曲に乗ってる気配も出てきて、世界選よりずっとよかった。
 
ヤグディンには・・やはり新作を滑ってほしかった、とだけ。
今回の『グラ』は、昨年の『仮面』ほどショックではなかったが。
ニースライド(アマ時代は前向きに進んだが、今回は後ろ向きに進むプル子ちゃん方式)に、なんとか観客の期待にこたえようとする気持がみえて、私にはつらいだけだった。
 
★女子
ユナちゃん、体調不良で棄権は残念。世界選での無理がたたったんでなければいいが・・。
コルピ、ジャンプがヌケまくり、思わず目をそむけた。
真央ちゃん哀れ。3ルッツでコケ、3フリップでコケ、疲れてるようで笑顔もなし。
あんみきちゃんも後半、乱れてた。世界選FPもそうだったが、どうもスパイラルが不安定。フィニッシュもぴたっと決まらなかったような。
 
★まとめ
それでも日本チーム優勝って、よくわからん。
ジャパン・オープンて、だれの、何のために開かれてる大会なんだ? 長いシーズン終了直後のこの時期、開催する必要あるのか?
シーズンオフにまで、点取りゲームやらせるの、やめようよ。
疲れ果てた選手の演技みてると、胸がいたむよ。
 
海外の国別対抗『ICE WARS』なんかは、選手はもっとリラックスし、もっとキスクラで楽しげで、しかも演技は白熱の高水準なのに。
ジャパン・オープンて、大事ななにかが欠けてる。それが何かはよく判らんが・・。
 
★ついでに・・今シーズンの真央ちゃんについて
今季FP『チャルダッシュ』は、やはり難曲だったね。
曲においてかれないのに必死、つなぎの振付どころじゃない。(どうにか追いついてたのは、N杯だけか?)
難易度で点は稼げるだろうけど、限界まで背伸びしてて、真央ちゃん本来の伸びやかな情緒が発揮されてない。
変調がやたら多いぶん、お客さんも手拍子しにくそうだし。
これからは、こういう点も考えてあげてほしいです。
 
※前日書いた分が長くなったんで分割し、フィギュアスケートについては、こちらへ移動。ついでに少し書き足しました。