麗しや、ベッソノバ!

新体操イオンカップ、文字どおり酔いしれましたよ!
やっと、北京五輪で新体操団体見そびれた(BS放送しかなかったので・・)渇が、いやされた。
 
ベッソノバ、白の衣装は“白鳥の湖”時代から似合うけど、黒と銀の衣装もなかなか気品があってよろし♪
圧巻だったのは、白地にチロリアン・テープのような華やかな色の花柄をあしらった衣装での、リボン演技。
真赤なリボンをひたいに巻きつける演出が、ウクライナ民族音楽にぴったり!まるでミュシャの民族衣装の女性のイラストみたいだ!音楽の速さについていく動きも圧巻!
  
演技の上手さや、柔軟性もさることながら、なんといっても、リボン巻きつけアイディアが素晴らしい!観客の新鮮な驚きを、本人も楽しんでる。
最近のフィギュアスケート界が置き忘れたものが、ここにある。ヤグディンが氷のかけらを宙に投げて始まる「ウインター」初めて見た時みたいに、テレビの前でうれし泣きしてしまったよ。
 
順位では、難易度の高い技を決めた若手カナエワが優勝。ベッソノバは2位だったけど、私の脳裏には、ベッソノバのイメージしか残ってない。まるで動く宝飾品のようだった・・。