感動の男子体操団体優勝から、一夜あけて。
ちょっと冷静になったとこで、あれこれ不満あり。

いろんな番組でアテネ関連の報道みてたが「28年ぶりの快挙」「瀕死、ドン底からの復活」、そんなんばっか。
でも「体操界ってそんなに瀕死のドン底だったかぁ?」ってのが、正直な感想。
なぜって、あの片手大車輪の森末、「客がノセてくれたから頑張れた」と言ってた“清風コンビ”西川・池谷、「突破、突破・・」とつぶやきつつ、たしか吊輪で金メダリストになった具志堅、そういう選手たちの思い出がまだ、鮮明だからだ。
つまり、団体で優勝できなかっただけでしょぉ〜? 個人でなら、いい選手、いっぱいいたじゃん?
そりゃ、五輪出場イコール、かならず団体優勝って時代もあったんでしょうけど。そんなむかしのこと、あたしゃ知らんもん。

たしかにここ数年は、低迷期だったと思う。でも、団体でもメダル圏内ですらなかったのは、わずか2大会、せいぜい10年足らずのことでしかない。それを瀕死の、ドン底のって言われてもな・・。
このごろのマスコミは、盛り上げようとして、なんでも極端に言いすぎる。

あと、某民放の、朝のワイドショーに出てたコメンテーター。名前は忘れたが、
「ぼくはルーマニアの選手が鉄棒してるとき、落ちろ、落ちろと念じてました」だって。こんなこと冗談にも口にすなーーーーー!!
こういう阿呆をTVに出すのはやめてほしい。こんな大人が、自分の子どもにいったい何を教えるんだ?
競技中は大ブーイングしても、日本選手ノーミス演技で優勝のあと、ちゃんとスタ・オベで拍手してたアメリカ人観客の爪の垢でもせんじて飲め。喝〜!!