きのうちらっと書いたNHKのアテネ五輪特番の正式タイトル、調べた。まずは、これについて書いてしまおう。
8/30(月)放送 アテネ五輪総集編「オリーブの歌」〜平和の祭典・17日間の記録〜
五輪特番はいろいろ見たが、これがダントツによかった。台風情報がラン外に流れて見づらかったのは惜しかったが(仕方ないけど)。再放送したら、録画しよっと。
(おなじ日、おなじ傾向の民放の、さんま司会の特番は、もろ司会者と選手のなれあい内輪ウケのつまらん内容、コメンテーター4人も呼んだのに司会者しゃべりまくりで発言の場もなく気の毒、とどめに長すぎてしまいにダレまくってたのと、いい対比。酔っぱらって顔まっ赤にした鈴木桂治くんはかわいかったが☆)
 
番組はまず、ギリシア人にとってオリーブが古くから「平和」の象徴であること、ギリシアは戦後、内戦・軍事政権の時期があったこと、その時期に作られた『ゾルバ』の曲を開会式で使ってたこと・・の説明から入る。
ゾルバ』作曲者テオドラキスのことば。「戦争に人は殺せても、歌までは殺せない」
こういう前置きをして、さらりと、イラクのサッカー・チームの背景を語ったりする。NHKはドキュメンタリー作ると、最近、ほれぼれするほどイイなあ。
その他、日本選手の活躍だけでなく、マイナー競技のあまり有名でない外人選手にも触れ、静かで、ていねいな、いい出来。