9/7(火)、朝のワイドショーで、ラサール石井が「こんなゴタゴタつづきじゃ、それだけで野球ファンが離れていきますよ」なんて言ってたが、そんなこた、ないと思う。
いまの野球界の問題は、野球って競技が好きであればあるほど、日本のプロ野球から離れ、大リーグにばっか注目しちゃう点にあると思う。いまのイチローからは、ほんと眼が離せないもん。でしょ?
そして、野球って競技が好きであればあるほど、今回の近鉄消滅の危機・1リーグ制移行にかんして「いままでヨソ見ばっかしてて、ごめんね」って気持がこめられてるように思う。
すくなくとも私は、そうだ。・・逆だよ、いままで離れていってた人たちが、戻ってきてるんだ。
(もちろん、パ・リーグ近鉄の熱狂的ファンもいると思うが、まあ、一般論として聞いてください)
それを「どうせみんな大リーグ見てりゃいいんだろ。いままで見向きもしなかったくせに、なんだ、いまさら」「そりゃ近鉄には、過去、栄光があったさ。だけど過去の話だろ。いまは赤字でどうしようもねーんだよ。どうせ見に来ないなら黙ってろよ」
・・なんか、球団オーナー側に、こう言われつづけてるように思えてならないんだが。
 
だから、今回の“ゴタゴタ”に注目した。合併反対に署名もした。だから、話し合おう、知恵を出し合おう、と言っている。どうしたらいいかいっしょに考えよう、という機会が、やっとおとずれた。
なのに、球団オーナー側が、いっさい聞く耳もたない。選手にさえ「たかが選手」なんて言ってのけるくらいだもん、ファンのことなんか、考えてるわけないわな。(これは某オーナーの個人的発言だったが、言動をみてると、球団オーナーはみんなこんな考えだとしか思えない)
だから、ストしかない。それは労働者の権利だもの。それを「損害賠償請求」ってのは、「たかが選手」たちは労働者としてすら認められてないってことにならない?
こんな球団オーナーばっかでは、たしかに野球界の将来が心配。ここまできたら徹底的にやりやしょうぜ、古田選手会会長。
 
前向きな意見としては、某番組でテリー伊藤の言ってた、
日本シリーズに終らせず、たとえば優勝チームは韓国の優勝チームと戦う“アジア・シリーズ”を作る。そしてさらに勝ったチームが、大リーグの優勝チームと戦う、ほんとの“ワールド・シリーズ”を実現させよう」ってのを、支持します。
どうせなら球団オーナーは、このくらい壮大な夢を持った人がなってほしいよ。
私個人の意見としては、球団の全選手の年俸合計に、上限をもうけるべきと思う。そうすれば、自然と1チームにスター選手が固まることがなくなる。結果、力が均等になる。米国のプロ・フットボール・チームは、このやりかたで全チーム黒字だというではないか。
あとは、地域密着をこころがける。これでカンペキ。やれば、できるんだってば!!