ここ1週間、TVでは、ニュースばっか見てた。もちろん、地震のせい。
東京でもあの日は震度4が3連発で来て、さすがにあの日は救助袋と防災ズキンかかえて、しばらく玄関先にすわってた。
寝るときは、阪神大震災に遭った人に教わったとおり、枕もとに手袋と室内履き。ずっと服着たまま寝てた。ネットに熱中してると逃げおくれそうで、しばらくパソの前にいても、つねに逃げ腰だった。
数日間は、立ってるとエレベーターの中にいるみたく頭クラクラして、電気のヒモの揺ればっか見てた。こういうことには妙に敏感なんです、私。金曜あたりから、その感覚がなくなったから、もう大丈夫ではないかと。
 
地震第1報、すぐNHKつけると、アナウンサーが「新潟地方で震度6地震がありました。津波の心配はありません」と何度も何度もくりかえしてた。しまいに「新潟地方で震度6地震が、ありません」と口走るしまつ(笑)
速報つづきのせいか「なんでもいいから早くしゃべってしゃべって!」「音、来てないよ〜」「はいオッケーでーす」とか裏方さんの声が入るの、気になんなくなってきた(笑) 笑いごとじゃない、と思いつつ、笑える・・☆
 
ところでMXTV(東京ローカル局)の、都知事の定例記者会見、毎回楽しみに見てんだが。
今回はまっさきに、母子3人乗った車が崖から転落したのを救いにいった、ハイパー・レスキュー隊の話をしてた。あの隊はなぜか東京都所属なのね。
石原都知事が、大きく引き伸ばした写真つきでていねいに説明し「都民の税金とってるだけのことはしたよね」と、あまり得意げでなく語ってたのが、印象的だった。
 
ほんと・・あの隊の人たちには、頭が下がる。
爆睡して起きたあと、テレビつけてニュース見て「ああ、私が寝てる間も、女の子の遺体、車から出してあげようとして夜どおし働いてたんだ・・」と思うと、みょうな罪悪感かんじたもの。
ただでさえ足場の悪い崩落現場、余震、しかも雨降りの中、まる1日以上も・・じつはぜんぶで3隊あるらしいが、ほかの隊の人たちが「疲れたろ、替わろうか」といっても、さいしょに現場に入った隊員たちが「いや、最後までおれたちがやる」とゆずらなかったそうだ。通りかかる地元の人たちも、みんなハイパー・レスキュー隊の車に手を合わせていたというし。
もしかして地下鉄サリン事件のせいで発足した隊? と思うと、いささか複雑な気分ではありますが・・つべこべ言わず、いまは東京都ハイパー・レスキュー隊に、心から敬礼! 本当にお疲れ様でした!