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ライブドア落選、あまり残念じゃない。ライブドア社長じしん、さほど残念そうに見えなかったしね。
地元・仙台の人たちも「先に声をかけてくれた」ライブドアへの義理、「あとから割りこんできた」楽天への反発は感じてたようだけど、ほんとにライブドアそのものに魅力を感じてたかどうか？　どうも、そうは見えん。「どっちでもいいから、地元密着の新球団がほしいだけ」・・そんなかんじだった。
　
たしかに、優等生っぽい楽天よりは、やんちゃなライブドアのほうが期待値は高かった。スタッフにいっぱい、近鉄ＯＢを迎える。そんな企画力には賛同した。“ライブドアいびり”としか思えない、ここまでの流れも不愉快だった。
けど、ライブドアすごく魅力的、よし応援しよう、とは思わなかった。決定的に欠けてるものがあった。何度か書いたけど「野球への愛」・・これだよ。
フジＴＶでこのニュースのとき、江本ヤンが「さいしょに野球好きかどうか、訊くべきでしたね」と発言してた。まったく、そのとおりなんだよ。
　
「楽天よりは新球団におカネをかけます」・・ライブドアのこの言い方は、まずかったよね。どだい会社の規模がちがうんだもん、無理してんなあ、って印象だった。
多角経営かどうか、資本力がどうとかいう問題じゃない。もし赤字でたちゆかなくなったとき、ドタン場では、意地とかコネとか資本力じゃなく、野球への愛着がささえてくれるもんじゃないの？
それがないなら、さいしょから会社規模が大きいほうを選んだほうが安全だ。ライブドアさん、まずはもっと会社を大きくして、将来まだ球団経営する意志があったら、出直してらっしゃい。
オーナー側は、そう考えたんじゃないか。私もそう思う。オーナー側と意見が一致するなんて不覚だけどさ〜☆
　
だいたい、おカネ、おカネって口にしすぎ。おカネは「手段」であって、「目的」じゃないはずなのに。
資本金って「手段」で、球界改革って「目的」をかなえる。（もちろん、この目的がはたせれば、おカネももうかる）・・それが正しいありかただと思うんだけど。
ライブドアの場合、どうもそれが逆みたい。新球団ていう「手段」で、おカネもうけっていう「目的」をかなえる、そんなふうに見えちゃったんだなあ、私には。
おカネにしか興味ない、野球に愛のカケラもないオーナーなら、もう充分いそうじゃん。新規参入にはおよばないよ、って気がする。
　
楽天には、おめでとう、まずはお手なみ拝見、とだけ言いたい。「よーしダルビッシュ投手見に行って、ついでに冷麺と牛タン喰べまくってくるぞ〜！」って気にさせる新球団、作ってください。
　
おまけ：ナ○゛ツネのあとのＧオーナーのなんとかいう奴、メモ読みながらのあの記者会見はなんだい☆　英語の予習してこなかった学生がリーダー読まされてるみたいだ。メモぐらいもっとスラスラ読まんかい！　あんなのがオーナー会議議長じゃ・・ま、あんま期待しないほうがよさそうねヽ( ´ー｀)丿