シリルに惚れそめた・・♪

うちの瀕死のTV、ガラス窓つきTVラックに鎮座してたのを引きずり出し、すべてのコードをつなぎ直し、全身タコ殴りにしてやった。そしたら、いきなり「上半分・折りたたまれ画面」が直って、全体が映るようになった。とはいえ、映りは悪い。どうにか字幕が読める程度。NHKなんて見られたもんじゃないが、とりあえず、これでいいや。
 
どうしてもTV、直したかったわけは。
じつは、金曜深夜の『OZ』(CS/スーパーチャンネル 2:00〜4:00)が見たかったから・・なんですな。さいきん、ちょっとハマってる。
舞台は、最新システムで完全管理された、凶悪犯ばっかの刑務所。
裏切り・密告・ヤクの密売・おとり捜査・リンチ・脱獄・暴動・死刑・拷問・同性愛(※注:お嬢さんがたが喜ぶようなヲ耽美なシロモノではない)・・なんでもありの掟やぶり。まあ、百年待っても、地上波放送はないだろう。(本国でも有料チャンネル放送だったそうだ)
登場人物がやたら多くて、人間関係ぐちゃぐちゃ。人種問題や宗教までからんで、よけい複雑。うっかりすると、やっと名前おぼえたころに死ぬし☆ よく判んねーよー話が暗いよー、とブツブツ言いつつ、いちど見はじめたらやめらんなくなった。なぜか?
 
そもそも「病院モノと法廷モノのドラマは面白い」という。「いちどセットを作れば、ずっと使える。だから大道具やロケにかける分の制作費を脚本に回せる」からだそうだ。でもそれ以前に、背景が単調で、話がつまんなかったら、だれも見ないからだろ(^△^)゛
そして、緊迫した状況。命にかかわるドラマ。対立する価値観の論戦。たしかにこれまで見てきた病院モノと法廷モノは、たいてい面白かったなあ。
そういう意味で“刑務所モノ”ってのも、背景の単調さ&緊迫した状況って、条件はいっしょ、かなり面白くなるはず。みょうに偽善的にしさえしなければね。
そのうえ『OZ』は、ある脚本家がただ1人で、年に数本ペースで書いてるそうな。面白いわけだよな。
 
・・まあ、そういう理屈はさておき。
シリルって役柄の子が、気に入ってるんですな、じつは。
兄ちゃんをかばって殴られて頭を強打したため、知能が5歳児程度になってしまった(『ER』にもこんな設定のキャラ居たな・・)。兄ちゃんの恋人だか元・妻の、いまのお相手を(兄ちゃんの命令で)殺し、兄ちゃんといっしょに“OZ(オズワルド刑務所)”に送られた。
この子が可愛いんだ〜♪ といっても、ミーハー受けしそうな甘ったるさはない。ボソッと図体デカくて、うしろでたばねた長めの金髪。北欧系ぽいけど、間違ってもスウェーデンじゃなく、ノルウェーあたりの感じ。角とイノシシのついたヴァイキングのカブト、似合いそう〜(^^)
怨念うずまくドロドロの泥沼に咲いた、一輪のひまわりのようだ♪
この子の出番終ったら、見るのやめるかも。
 
以下は、今回、参考にさせてもらったサイトです。ありがとうございます↓
スーパーチャンネルHP」http://www.super-ch.com/line/oz/index.html
「こた屋敷」http://homepage2.nifty.com/kotama/oz/oz.htm