ロシア杯・女子は地元ダントツ。

GPシリーズの中で、いちばんの、ド鉄板レース。
男女とも、地元ロシアの大本命が、危なげなくトップ独走。
 
余裕たっぷり、滑れる喜びを全身であらわすスルツカヤ
SPのリスト「死の舞踏」は、むずかしい曲によく乗ってたし!
(中盤のビールマン・スピン、めずらしく軸がぶれちゃってたが)
FPのフラメンコは、衣装・振付・曲ともに、気持いいほど総合芸術!
こわいほどのフリップの高さ、健在。絶好調だね!
 
女子、満を持して、あんみきちゃん登場。サクッと2位。
たしかに手の表情の優雅さ、スパイラルの安定感は、増した気がする。とはいえ、見るからにいっぱいいっぱいで、背伸びした印象。
流れのとぎれる、ぎこちなさも、まだあるようで。
 
3位・恩田さんは、ちょっと気の毒。
スルツカヤ、あんみきちゃん、ポイキオ(4位)と、
みんなビールマン・スピン持ってるので、
この武器をもってない恩田さんは、どうしても物足りなく見えた。
最大の武器であるジャンプも、必ずしも決まってなかったし・・。