ついに最終回!

や〜、いちばん「ドラマを見た!」って気分になる話でしたなあ。
死者続出の激烈なビクトリー戦が、よりによって押し出しフォア・ボールで終る、アンチ・クライマックス。
そして、やっと最後の1人が登場し、アストロ戦士が全員そろったところで、とつじょ完結。な、なんで〜!?
このへんは原作どおりらしいから、ま、いいとして。
 
つまり、アストロ戦士たちが、消滅したのは。
 
「完全燃焼」したからなのです!!
 
まっ白い灰だけが残る、どころじゃござんせん。
 
灰も残らないほど、燃え尽きた
 
ということなんでしょう。
ああ・・納得!!
 
ついでに
「いまさら、巨人なんかと戦う必要なーし!」っていう結末にも見えて、ますます納得!!(^m^)゛
(原作はたしか、日本野球界からも、大リーグからもしめ出され、マサイ族チームと戦うためにアフリカへ旅立つ、という形だったが)
 
あれ? とすると、シュウロ氏が地球儀まわしながら
「アフリカか・・」とつぶやいた伏線が、宙に浮いてない?
いま気がついた(笑)
 
それはともかく。
今回、魅せたのは、千葉真一氏演じる、シュウロ氏。
アストロ戦士たちが消滅したグラウンドを見回し、
「どこへ行った、どこへ消えた・・球一!」
1人ずつ、順に、アストロ戦士の名を呼んでゆく。
それだけのセリフを、じつに巧みに、緩急つけて、言い分けてたではないの!!
演技とはほんらい、こういうものなんだよ。よく見ておきなさい、子どもたち。
 
そして、古田くんの背中。横顔。
それだけで、いまプロ野球界の置かれた立場を、無言で指し示したような結末。
つまり、去年の「プロ野球スト」っていう現実をシンクロさせ、
見る者が、それぞれ野球について考えればよし、と。
古田くんの顔見れば、それだけで説得力あるもんね。
よけいなメッセージがなくて、よかった気がする。これも納得!
 
・・とまあ、もちあげておいて。最後にイチャモン。
 
球四郎さんや〜!
長刀のツカ握って、逆手にかまえて、切腹なんて出来るわけね〜だろ!!
せめて刃のまん中あたりを、つかんでくだされ。サラシでも巻いて。
むしろ、どうやってハラキリするつもりだったのか、あの先が見たかったような気さえしてしまい(苦笑)・・台無し☆
あまりにも情けなくて、見てるこっちが
 
血の涙だっつーの!!(T_T)(T_T)(T_T)