トリノのペアは、まさしく劇場!

たった今、見終えた。ペア・フリー。
あまりの感動に寝つけそうもないので、書きにきました。
 
金メダルは予想どおり、トットミアニーナ&マリニン。
淡々と静か、当然のようにノーミス演技。
トットミアニーナがリフトで墜落し、救急車で運ばれたという大会を、私は見てないが。
回復してさいしょに優勝した大会のEXで、これでもか! とばかりに高いオーバーヘッド・リフトを見せつけてたのは、おぼえてる。
 
銀メダルは、歯切れよい演技と、かわいいEXで大好きな、ジャン&ジャン・コンビ。
最初のスロー4回転サルコウ着地に失敗、女性がフェンス激突。
このまま棄権か? と思いきや、ふたたび出てきて、滑りきった!
いつもの切れ味やスピードこそなかったけど、男性が女性をいたわりながら滑ってるのがひしひし伝わって、泣けた泣けた(T△T)
キス&クラに帰ってきたら、アイシングで左脚ぐるぐる巻きだもの。
 
「いちばんつらい時は、もう経験してきた」ロシアのペア。
「いちばんつらい時を、よりによって大舞台で経験した」中国ペア。
いや〜、あっぱれ。いいものを見た!
 
そしてメダルは逃したけど、パン&トン・コンビ『オペラ座の怪人』。
この人たちってこんなに良かったっけ? こんなにいい演技だったっけ? そう思わせる、何かがあった。
 
フトンから首だけ出して、うたた寝しながら見てたのに、
パン&トン・コンビあたりから、むっくり起き上がり、
トットミアニーナ&マリニンは正座して見、終ってスタオベ。
ジャン&ジャン・コンビ気迫の演技は、泣きながらスタオベで見守った。
 
トリノ五輪、自分の中で、いまひとつ盛り上がらなかったけど、一気にMAXボルテージ。
いや〜、やっぱりフィギュアスケートっていいですね!!
さあ次は男子だっ(^.^9