WBC、初めて真剣に見た日・・韓国戦。

これまであまり、WBCは熱心に見てなかった。
忙しい時期だったし、フィギュアスケートに気をとられ、野球にまで気が回らなかったせいもあるが。
日曜の試合(韓国戦・3度目の正直!)は、はじめて気合入れて応援しながら見た。手が痛くなるほど拍手して。
雨で中断してる間に、あわててお昼ごはん食べたりして(笑)
 
正直、今回まで負けなしだったはずの韓国が、決勝に出られないWBCルールって、ようわからん☆
本場アメリカの弱さも、ようわからん☆(ドミニカ共和国は、むかし広島カープが野球教室を開いてた国なんで、強いの納得いくけど)
あの問題の審判が平然とまた出てくるのは、もっとようわからん☆
 
しかし・・・強いなあ! 韓国は。
フィギュアスケート世界Jrで、浅田真央ちゃんの上をいった、キム・ユナちゃん。
トリノでの、スピード・スケート。ショート・トラック。
 
ついでに、昨今の韓流ドラマ・ブームも、ふくめて。
国をあげて才能ある人を育てるシステムが機能してる気配を感じる。それはそのまま国の勢いを感じさせる。かつてのソ連のように。
 
トリノで日本が思ったほどメダル獲得できなかったのは、この韓国(&中国もだ)の強さを、なめてかかってたせいじゃないのか?
荒川さんの金メダルのおかげで、その責任追及がどっか行っちゃってる感があるが。
 
いまの韓国の強さは「才能ある選手は徴兵免除(短縮)」の要素が強いと思う。
それは“あの国”と地つづきである、危機感から来てる。
いまどきのミサイルは、海を越えて飛んでくるんだから、ほんとは日本だって同じ危機感もつべきなんだけど。
そうは思えど、いわば皮膚感覚のちがい。
陸つづきと、海をへだててることの、あまりにも大きい、危機感の差。
 
そしてもちろん“あの国”と韓国とは、もとはひとつの国だったという事実。
 
ついでに、トリノでの“あの国”のフィギュアスケート選手のすがたも、思い出す。
ペアの選手は、スケート靴の上に、白く、妙なラインが出てた。
あれはたぶん、サイズに合わない靴を、靴下はいて無理に足に合わせてたんだと思う。
才能ある選手が、そんな靴で滑らなきゃならない“あの国”の事情。
 
あまりにも勝った勝ったと浮かれた報道みてると、いろいろ考えてしまうよ。そりゃ、私も日本の勝利は、うれしいけどね・・。