世界選EX・・つまらぁーん!!

トリノEXのつまらなさにヘキエキしたあと、世界選EXのつまんなさには、頭痛がしてきた∠(-"-)〜☆ ソルトレイク・シーズンの充実ぶりとは、比べるべくもない。
 
SP・FPの規定がきびしくなったぶん、何でもありのEXでは、本チャンで出来ないことがいろいろ出来るはずなのに。
SP・FPがつまらんと、そのシーズンの演技の延長線上にあるEXも、引きずられてつまんなくなっちゃうもんなんだな。今季、痛感。
 
しかもフ○゛TV、デンコワ&スタビスキーのEXアンコールだけ、カットしやがった! 今季ケガで出遅れ、GPシリーズでもほとんど見かけなかった彼らの優勝に、じっくりひたりたかったのに!
民放はフィギュアスケートを放送する資格なーし! 愛なき者は去れ! 
 
そんな中、あざやかに印象に残ったのは、ドロビアツコ&バナガスのアイスダンスパイレーツ・オブ・カリビアン』。
派手な剣戟、みずから剣をとって闘う姫、そして姫の救出。ちゃんと物語があり、小道具を使いこなし、これぞEX! の楽しさに満ちてた。こういうのがもっと見たいよ!
 
後記:解説の藤森美恵子さんは「これが本物のEXです!」「久しぶりにいいEXを見ました!」と、ベタぼめでした♪
 
あと印象に残ったのは、中野さんと、イーヴ・ライサシェク(米)の成長ぶり。いずれも、まえに見たEXとおなじ曲なんだけど、中身をかなり変えてきてる。
中野さんはイナ・バウアーを入れてたし、イーヴは滑りそのものが雄大になった。こうやって、少しずつ“育てていくEX”も、あっていい。
 
まったくジャンプ無し、絶品のスパイラル&スピンだけで魅せまくる、サーシャ・コーエンもいい。いかにも古きよきアメリカ的な、少し“はすっぱ”なヴォーカル曲が、彼女にはよく似合う♪
 
ジュベールくん(仏)のロボット・ダンスEXはすごかったが、やや凝りすぎ。SP・FPより気合入ったEXってのは、いかがなものか?
 
ステフ・ランビエール(瑞)、せっかく黒のタートル・セーターにジーンズと、ラフで素敵なのに、セーターの丈が短すぎ、とくいのスピンするとお背中まるみえ☆
それだけならまだ許すが、ジーンズの上に、赤いものがちらちら・・気になって気になって、演技を楽しむどころじゃなかったよ☆
 
世界一になった選手のすることか! 喝ー!
GPF・トリノの黒衣装EX『You're so beautiful』の方が、ぜったい良かったってば・・。