「仮面」についての考え、総まとめ

 
 >banaさん
コメントありがとうございました。
ですが、オリンピック・イヤーだからこそ「仮面」を選んだ
というご意見には、遺憾ながら納得できません。
 
トリノ&世界選を見ながら、私はいやでもソルトレイク
ことを思い出してましたし。
(とくに世界選、ジュベールくんのEX。あのステップ見て
ヤグを思い出さない人がいたろうか?!)
 
ジャパン・オープンの「仮面」には、なおさら、4年の歳月の
へだたりを痛感してしまったからです。
いっそ五輪直後でなければ・・とさえ、思いました。
 
ソルトレイクの「仮面」は、超えられません。
それは、ヤグディン自身にさえも。
たんに得点とか、技術的なことだけではなく。
これまで何度も書いたように、あれは100年に一度しか出ない選手の、100年に一度しかできない、奇跡の演技だったからです。
 
私には「一生懸命やったね、がんばったね」だから満足、という
ふうには、ヤグディンの演技を見ることができません。
彼だけは別格、と、いまだに思ってますし、
いまの彼にしか演じることのできない“役柄”があるはずだと
信じてもいるから。
 
こういうファンの反応があることは、百も承知だったはず。
それが判らないような人ではないはず。
 
私は、彼自身の口から、なぜ今回「仮面」を滑ったのかを
訊かないと、納得できないかもしれません。
なぜ、いま「仮面」だったのか?
その納得できる答は、まだ得られていません。
こんなふうに感じるのは、私だけではないと思います。
 
他に書きたいこともあるので、ヤグの「仮面」については、
今回でいったん終りにします。
見てきた人のレポ聞いたら、また書きたくなるかもしれませんが。
ジャパンオープンそのものについては、もう少し言いたいこと有)
 
ここまで読んでくださったかた、コメントでご意見をくださったかた、
ありがとうございました。
(この項・終り)