追悼文、やはり書いておきたい。

これがトム・オーンショー。

書かなきゃ書かなきゃと思いつつ・・かなり出遅れたが、ま、書かないよりゃいいだろう。
 
小さな恋のメロディ』で、主人公の親友トム・オーンショー役といっても、私の同世代でないと知らんだろな・・σ( ’_’)
憧れたのよ〜字幕、暗記するほど、何十回も見に行ったのよ〜。
いまじゃ、かつてミュージカル版『オリバー・ツイスト』に出演してた、といった方が、わかりやすいらしい・・。
 
そのジャック・ワイルドが、亡くなられた。
ジャック・ワイルド氏(英俳優)3/1、口腔ガンにより死去。53歳。出演作:『オリバー!』『小さな恋のメロディ』『ハメルンの笛吹き』『ロビン・フッド』など。
00年、がんの診断を受け、治療に専念。
04年、舌・声帯を失い、話ができなくなった後も、パントマイムなどで舞台出演をつづけていた。

 
新聞の追悼記事には「晩年は酒におぼれることも多く」とか書いてあったけど、一生、役者だったのね。
ネットで調べて、このこと知って、ホッとした。
 
数年前、深夜に放映してた『小さな恋のメロディ』を見た。
あれっと思ったのは、ジャックと、もう1人クラスメート(授業中にジャックがこっそり雑誌のヌードグラビアを見せると、眉をあげて応えてた子)。
宗教学の授業の時間。先生が「宗教のちがうものは、授業を聞かなくてよろしい」というと、ジャックと、このクラスメートの2人が、ガタッと席を立つ。「おっと、教室を出てはならん。自習してなさい」といわれて、着席するんだけど。
・・・・つまりアイルランド系で、カトリックなのか? 役名「オーンショー」は「オ」ではじまるから、そうなのか?
(※英国は英国国教会。英国はアイルランドカトリック教徒に、ものすごい弾圧をやり、いまだに尾を引いてる)
このあたり、もう一度ちゃんと見ないとよく判らんし、いまビデオ借りてきて見るヒマもないが。
 
とにかく、
「英国の厳格な学校を舞台に、十代の子たちが恋愛ザタを起こし、教師・親など、常識で抑えつけようとする大人たちに、ひとあわ吹かせる」だけの映画でないことは、よく判った。
名曲ぞろい、透明感あるビージーズの歌声、いかにもカントリー調CSN&YのEDテーマも忘れがたい。いまだに暗譜で唄えるぜ♪
私に、はじめて“英国へのあこがれ”を植えつけた映画だった。
ラザニアって料理名をおぼえたのも、この映画だった・・(字幕では「ラザーニャをお喰べ」となってた)
 
女の子たちが放課後にお墓に集まり、くすくす笑いながらキスの練習をするため墓石の上にひろげたポスターは、ミック・ジャガーだったんだよなあ・・σ(T▽T)
あれからいったい、何年たつんだ?
いま調べたら「71年製作」だった。35年前〜!?(・_。)☆
 
小さな恋のメロディ』の話題だけで、長くなった。
彼については、もう少し語りたいことがあるので、次回につづく。