助手が、ナタリーじゃダメなわけ-(3) 完結

理想の伴侶・トルーディと、くっきり対極にあるタイプ。
トルーディと正反対、どこも似てないからこそ、モンクさんの中で、シャローナは魅力的に見えたはず。
シャローナがいる間は、ドラマの中で、そういうバランスがとれてた。
 
そんなシャローナの、ぱっと華やかな魅力に比べると、ナタリーは誠実だけど、いかにも地味。
製作する側としても、シャローナと同じタイプじゃ二番煎じみたいだし、かといってどんな別のスタンスがありえるか・・いまだに迷ってるようで、中途ハンパなキャラになってしまってる。
 
かわいそうなナタリー!!
あのドラマの中じゃ、彼女は育ちようがない。
本人も、なんとなく歯がゆそう。
都会的で、硬質な彼女の持ち味が、あの場じゃ発揮できない。
 
悪いけど、そろそろ退場してもらいたい・・本人のためにも。
せっかくいい味のドラマに熟してきてるのに。
このままじゃ『モンク』はシーズン3で終っちゃいそうで、気が気じゃない。
 
『ER−5』見てて、ふと思ったんだけど。
ルーシー・ナイト役の人(ケリー・マーティン)。
この人なんか、モンクさんの新看護婦役にどうかしらん?
 
眼が大っきくて可愛いのに、しっかりした顔だち。
かなり小柄だが、勝気で、知的で、キュートな金髪娘。
『ER』では、すごくかわいそうな退場の仕方しただけに
いま一度、彼女の元気なすがたが見たい!!
(地上波では放送もしてもらえなかったのよね・・☆)
 
あの小柄な彼女が、ウェット・ティッシュ片手に、懸命にモンクさんのあとついて歩いてるすがた想像しただけで、なにか期待できそうなふんいきあると思うんだけど・・いかが?
(この項 終り)