フィル、クリス退場。

予想どおりでした。
もっと人数が多かったころ、この2人の歌声の
区別つかなかったのよ〜私には。
 
フィルの高音はきれいだが、重さがなくて印象薄。
もう少し不協和音があれば、ドスが効くのに。
誰かは思い出せないが「どっかで聞いたような声」
ってイメージが、最後までぬぐえなかった。
 
でも、フィルはようやく生まれたての赤ちゃんの
とこに、家族のもとに帰れる。正直ホッとした。
いい家族。いい職場の仲間。
「もはやお前は足りている」って天の声が聞こえるよ。
 
クリスは・・いっぱいいっぱいでしたね〜。
彼が選んだボン・ジョヴィの歌、ROCKというより
ブルーズ(ス、ではなくズと濁るのが正しいとか)。
泥くさく重くけだるい、絶望の歌。それが真髄。
 
E・ジョンの歌『Good-bye Yellow Brick Road』に
「彼はブルーズを歌うには若すぎる」って
有名なフレーズがあるけど、
クリスの場合、これがそっくりあてはまる。
あの曲は、彼には無理だった。
 
さて、ついにベスト4。
芸達者ブレイクと、若さの勝利ジョーダンが、
どこまで喰らいついていけるか?
 
ブレイクのボン・ジョヴィ
beat box風アレンジはお見事だったけど、
このテはもうあまり使えない。
あまり乱発すると、飽きられるぞ〜。
 
ジョーダン、ここへきて経験値不足バクロ。
不得意な分野なら、もっと有名でない
歌いやすい曲を選ぶとか、戦略も必要では?
 
ラキーシャとメリンダ・・
けっきょく「2人別次元」のままか。
選曲の失敗は、もう許されない。
ラキーシャにはメリンダの明朗さが、
メリンダにはラキーシャの深みがほしいね・・。