メリンダ退場。ファイナル予想。

わがラキーシャ退場のショックが大きかったせいか、大本命メリンダ退場は、さほどショックでもなし。
正直、あ、これでファイナルが面白くなったな・・と思った。
 
メリンダの場合、感性がどうしても技術をしのげない。
ひとは技術の高さに感心はしても、感動はしない。自在な歌いっぷりも、声の曲芸でも見るようで醒める。彼女はこのことを学ぶべき。
 
優等生的なしつけのよさで、こわれたイメージないしね〜。
色っぽさ狙うのも、らしくなくて不自然、無理はよした方がいい。
バラードなんか「ああ、これがラキーシャの声だったら」なんて思いながら聴いてたもんな・・。
 
ファイナルの3曲ずつ、聴いた。
ま、ジョーダンが優勝、じゃないかな。
ブレイクのボン・ジョヴィbeat boxアレンジはお見事だが、心配したとおり、いまの彼はあれを超えられない。
この先、あれを超えられるかどうか。彼は自分と闘わなきゃならぬ。
beat boxなしの歌を、どう聴かせるか。それも課題。
 
背丈も、骨格も、顔の造りも、すべてお徳用サイズのジョーダン。
ちょっと“大阪の女の子”的な可愛さがあるね。
そして才能も、将来性も。とびきり大型サイズのを、神様は彼女にさずけてくださった。
 
ファイナルの歌いっぷりったら。
どの歌にも展開があり、ひとつひとつがドラマだ・・。
とくに1曲め。このまま30分ほどずっと歌っててくれんかな〜と思うほど、心地よかった。
それにしても、なんて気持よさそうに歌うんだ〜。
 
注文があるとすれば、劇的に張り上げる高音の魅力ほど、低音のピアニシモが光らない点だけか。
ここがよくなれば、本当、恐いものなしね。
 
イマイチもの足りなかった衣装やアクセも磨かれてきて、まだ17歳、伸びしろもたっぷり。
私に決定権があるとしたら、ジョーダン。1秒も迷わんね。