4年目のアストロ球団は・・(後)

球五くん時代の上地くん#2♪

ドラマ『アストロ球団』、リアルタイムで見てたときは、前年のプロ野球ストのことで頭いっぱいだったが。
 
あれから4年。
アストロ球団』にも出演してた、プロ野球ストの中心人物だった古田くんも、すっかり解説者に。(その理論の高度さは土曜深夜『フルタの方程式』でうかがえる。鳥肌モンだね、あれは!)
 
日本プロ野球界は、セパ交流戦クライマックスシリーズ導入で、以前よりかくじつに面白くする工夫が増えてきたよね。
世界的に見れば、野球オリンピック参加、そしてWBC。オリンピック競技からは外れちゃったけど、少しずつ世界的スポーツに発展しつつある。
 
かつて大リーグが発足した当時、
「これからは日本でもサッカーが大流行し、野球はすたれる。サッカーは野球と違って世界的競技だし、運動能力の高い子どもはみんなサッカー界に行く」
などという極論をぬかした奴がいた。
今、そうなってるか? ざまーみろ、と言ってやりたい。
 
しかーし。
その、世界的に広がりつつある野球の発展に、なにより障害になってるのは、他ならぬアメリカって国の考え方なんでは?
本来アマ出場が基本のはずの五輪に、プロ参加を許し、ワケのわからん審判を出し、勝てないとなると正式競技からあっさり外す。
WBCだって、「始めたのはオレたちだから、やめるのもオレたちが決める」とか言ってるそうではありませんか!?
前回WBCの、あの奇妙なルール。そして本家アメリカの、あの弱さ。一流選手の契約やら何やらカラミがあったにせよ、「つまり大リーグって、海外選手が寄り集まって強くしてるんだな〜」と思わずにいられなかった。
 
野球って、一発逆転もあるし、ルールも整備された、じつによく出来たスポーツなんだ!それが世界的に知れわたれば、もっともっと発展するはず!
アメリカの「おらが国の競技」「勝つために何でもアリの競技」から脱することが出来るかが、野球界の将来のカギを握ってると思うな。
 
一刻も早く、サッカーのFIFAみたいな、野球の世界的組織がほしい!そしてアメリカ一国の手から、野球を世界的競技に発展させてってほしい!
 
なーんて、4年めの『アストロ球団』見ながら、しみぢみ考えたのは、そんなことだった・・アストロ戦士たちへのことば「きみたちは30年早かった」・・まさしく、言いえて妙だったね・・。