よっ、待ってましたナッシュ・ブリッジス!

始まりましたね〜『刑事ナッシュ・ブリッジス』。
まえに地上波で日曜の午前中に見てたけど、とちゅうからだったんで。今回CSで第1回から見て、元カミさん2人や、相棒との関係がやっとわかった。
ドン・ジョンソンの声、野沢那智さんなのよね〜。『マイアミ・バイス』で隆大介の声のイメージしみついてたんで、第1回だけはやや抵抗あった。今じゃすっかり慣れ、那智ちゃんの声芸を楽しんでる♪何かのはずみで、ふとイリヤっぽくなるのがまた・・(^m^)゛
 
マイアミ・バイス』から重苦しい部分をぬかして、明朗な部分だけ拡大したようなこのドラマ、大好きだ!なつかしいなぁ、バナナ色の愛車(笑)この車、世界に10台ぐらいしかない超レア車だったのね・・
 
ナッシュは2度結婚し、2度離婚の「バツ2」男。(『NCIS』のギヴ様みたいだな〜)
さいしょのカミさんと別れた理由は「多忙すぎた」と平凡。
2度めのカミさんは大富豪の娘だったんで、彼女の両親が、刑事なんて危険な仕事から足を洗わせようとした。ところがナッシュは仕事大好きで、現場にいたいあまり、警部補への昇進試験も受けず、有給ためまくり、という仕事人間。
けっきょく、これが理由で別れるハメに。カミさんは未練たっぷりで、サインした離婚届を手渡したナッシュが「また会おう」と言ったとたん、「いつ?」なんてすがったりする。
最初のカミさんとの間には、十代の一人娘がいて、この娘とも仲がいいなんて、ちょっとモテ過ぎじゃないの?男の夢か〜。いい気なもんだぜと思いつつ許せてしまうのは、ドン・ジョンソンの魅力ゆゑか。娘と並んでブランコに揺られつつスプーンでチョコアイス食べて、こんなに似合うおじさま、他にいるか?
 
『ナッシュ』はまた、舞台がサンフランシスコって設定も上手いね。
マイアミのイメージからは離れたいが、南国ぽさは欲しい。NYもいいが、西海岸の方が似合う。でもロサンゼルスほど都会ではない。霧、ケーブルカー、チャイナタウン、金門橋など、歴史ある古い街。
そして『花のサンフランシスコ』以来、フラワー・チルドレンにも優しい街のイメージ。フラワー・チルドレンの子である『ダーマ&グレッグ』夫妻が住んでたのも、サンフランシスコでしたっけ。自由で、ふところの深いあの街は、ナッシュによく似合う。
 
ドン・ジョンソンて、妻に保険金かけて殺しまくる犯罪者を演じたりして(映画のタイトルも覚えてないや)、でも、魅力的すぎて悪役に見えず、一時期は無理してる感があった。
ナッシュ・ブリッジス』は、開き直った感じがいい。観客が自分に何を求めてるかちゃんと解ってて、応えようとしてるのが心地よし。
楽しみがひとつ増えたぞ♪願わくば、昼12時/夕方6時/深夜3時って放送時間は見づらい。内容からして、夜8時ぐらいが適切と思うが・・。