栗塚旭、自らを語る−2

CS・時代劇専門チャンネル放送のトーク番組
栗塚旭が自らを語る〜素晴らしき哉、役者人生」
その1.のつづき。
 
新選組血風録』第1回は、池田屋ノ変。
祇園祭の宵々宮、つまり真夏なのに、撮影は真冬。
栗塚さんいわく「汗を霧吹で拭きつけて、大変だった」
どーりで勇さんの息が白かったわけだ・・(笑)
 
あのドラマは、かなり低予算だったとか。
池田屋の場面も、大がかりなセットを組めず、
ちょうど老朽化でとりこわし寸前の
京都の料亭を借り切って撮ったそうな。
「どーぞどーぞ。盛大にやっとくれやす」
おかげで欄干ぶっこわして
落下する浪士の、迫力シーンが撮れたとか。
 
たぶん、その低予算のおかげで
栗塚さんに主役の座がめぐってきたらしい。
衣装を着せた面接で、原作者シバリョーも納得。
 
すでに端役は何度かやってたようですが、
はじめての時代劇主役。
「なんで3人めをきれいに斬れないんだ!」と
殺陣師に、よく叱られたそうです。
 
(その3.につづく)